本文へジャンプ

稲盛フロンティア研究センター

稲盛フロンティア研究センターは、公益財団法人稲盛財団および京セラ株式会社より多大の御支援を頂き、平成20年4月に九州大学伊都キャンパスに設置されたもので、稲盛財団記念館の2~4階にて研究活動を行っております。
本センターは、将来性豊かな若い研究者が、既存の枠を超えた自由な発想の下に学問を究め世界の最先端に挑戦する新しいタイプの研究センターです。人が安全・安心、そして快適に生活できる社会に貢献することを目的とし、「次世代エネルギー」・「先進機能性無機材料」・「先端エレクトロニクス材料」・「先端生命情報」の四研究分野におけるフロンティア領域の開拓を目指し日夜研究に励んでいます。

稲盛フロンティア研究センター 公式サイトへ

次世代エネルギー 研究部門

次世代エネルギー研究部門では、持続可能な社会の実現に向けたエネルギー技術に 関する研究を原子・分子レベルから社会シナリオに関する検討まで幅広い観点から展開 しています。様々な機関との連携のもと、コンピュータ上での計算実験を中心として次 世代のエネルギー技術の実用化のための基礎研究や応用研究に取り組んでいます。材料 やシステムの本質を深く考え、理論科学や新しい学問の発展、ものづくりや豊かな社会 の構築、それらを支える人材輩出への貢献を目指して研究教育を行っています。

先進機能性無機材料 研究部門

先進機能性無機材料研究部門では、持続可能な社会の実現に向けてエネルギー生成効率や利用効率を飛躍的に高めるため、無機材料の革新的機能を探究しています。具体的には、太陽エネルギーや熱エネルギーを水素などの化学物質に変換する技術、およびその化学物質から高効率に発電する固体酸化物形燃料電池に関する研究です。試料合成から物性・反応計測まで一貫して行い、計測においては電気化学計測、質量分析、熱重量分析、その場高温核磁気共鳴、オペランドX線吸収分光、低エネルギーイオン散乱および走査透過電子顕微鏡などの最先端手法を組み合わせることで、他の研究グループの追随を許さない高い独創性を生み出しています。

先端エレクトロニクス材料 研究部門

先端エレクトロニクス材料研究部門では、持続可能社会に資する革新的次世代有機 光エレクトロニクス技術の開発を目標として掲げ、先端的な研究課題に取り組んでい ます。特に、有機化学を基盤とした新物質合成からマテリアルズサイエンスへの飛躍的 な展開に向けて、エレクトロニクスおよびエネルギー関連分野に貢献する高機能かつ 高性能な有機半導体材料、および有機光電子デバイス(有機LED、有機トランジスタ、 有機光電変換素子など)に関する研究を推進しています。実験室では有機合成や光電子 物性解析、有機デバイス評価に必要な設備や測定機器を備えています。

先端生命情報 研究部門

先端生命情報研究部門では、持続可能な社会の実現に向けてヒトを理解するための 先端生命科学研究を推進しています。生命の基本単位は細胞であり、ヒトは200-400 種類・60兆個の細胞から構成されています。細胞は、核酸・タンパク質・脂質・糖質と いった生体高分子から形成されており、生命活動は生体高分子の活動によるものです。 当部門では、生命の新しいドグマ「エピジェネティクス」の研究を基盤として、生体高 分子の活動に関わる生命情報とその制御機構の解明に挑戦しています。さらに、本研究 成果を基に、人為的な生命情報の制御を目指します。実験室では、生命の分子レベル から個体レベルまでの解析を可能とする機器・設備を備えています。